イライラや怒りを抑える具体的な方法を紹介します

厄介とされる感情、イライラや怒り。できれば抱きたくない感情ですよね。

だけど、必要だから人間に備わっている感情なんです。だからこそうまく付き合って活用していくことができれば、より良い人生を送れるはずです。

目次

怒りやイライラは脳がハイジャックされている

「怒りやイライラが爆発する」というような表現をするときがありますよね。この爆発、感情と思考が切り離されて脳がハイジャックされている状態なんです。

普段は感情と思考は結びついていて、感情が湧いてきても思考することができる。なので冷静に考えて行動を選択することができるのですが、脳がハイジャックされてしまうと思考が遮断されてしまう。そうするとついつい後先考えず、無意識に行動をしてしまうんですね。

叶えたい願いって何だっけ?

過去、イライラした時や怒りを感じた時に取った行動で、失敗したことや後悔したことを思い出し、その時にどういう結果なら私はハッピーだったの?、どうすればその結果を得ることができたの?、を振り返っておくことで未来に活かせるはずです。

これを事前に考えておくことで、いざその場面が来た時にハイジャックされず、冷静に行動できる可能性が。

もちろん毎回うまくいくとは限らないけれど、大切なことは自分が本当に得たい未来を常に考えておくこと、日頃の些細な感情に敏感になりキャッチしておくこと。

無意識に行動していたことを意図的に行動できるようにするにはどうしたら良いか、自分なりにパターンをいくつか持ち、いざという時に出せるようにしておくと自分をうまくナビゲートできると思います。

私であれば子供に対して「イライラ」を感じた際に、「それぞれが今叶えたい願いって何だっけ?」と相手にも聞く、自分自身にも聞く、ということで無意識に起こしてしまう行動から自分で意図的に行動を起こせるようにしています。

ストレスのない受け入れ方を見つける

イライラを受けた時にハイジャックされないように一旦受け入れてみる。
だけど、実際は「受け入れる」ということが抽象的かつ、我慢する、という行動になってしまう人も多いんじゃないでしょうか。

イライラを感じた時に具体的にどんな言葉を発するか、どんな行動をするか、まで落としておくことが大切。
意図的な選択ができるように、自分自身の中で具体的なトリガーを決めておくと(上記のような「それぞれが今叶えたい願いって何だっけ?」と問いかける等)冷静になるタイミングを作ることができます。

特に大きな感情を抱いた時には、相手が何を考えているかまで瞬時に考えることができない状況が多いですよね。
色んな過去のパターンを自身で振り返っておいて、いくつものパターンを事前に想定しておく準備があると心の余裕も出てくるはずです。

激しい感情ほど価値観を知るチャンス

イライラしたのは何故か?振り返ってみることで自分自身の価値観が明確になってくるはすです。

例えば家族間で予定を共有されていなくて、予定が被ってしまいイライラした(私の実際の話w)
イライラしたのは共有カレンダーを相手が見てないこと、相手が予定をカレンダーに入れてないこと。

表面上はそこに腹が立っているのですが、もっと言うと、私が入れ忘れた時なんかはなんで入れてないんだよと言われることが多かった。そこに腹が立ったんですよね。

つまり本質に迫ると、忘れやすい人に腹が立っているわけでもなく、
『他人に言ったことは自分も必ず守る』
という価値観を私は持ってることに気づきました。だから、それを破られると怒りの感情が出てくる。

イライラすることや、怒りの感情って生きてると必ずありますよね。
怒りって勢いがあるからコントロールするのって難しいけれど、こうやって冷静に振り返ることができると自分の大切なものを教えてくれる大事な感情なんです(爆発するときもあるけど)

抱いた感情を無駄にせず、自分を大切にするためのサインだと捉えて、上手くナビゲートしていけると幸せな人生が送れるんじゃないでしょうか 。

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