ここ数年は起業、副業ブーム。
そしてやりたいことを見つけよう、という風潮がきてますよね。起業することが正解、会社員じゃなくてフリーランス、副業やらなきゃ、そんな世間の波に疲れてしまった人も多いんじゃないかなあと最近思うんですよね。
やりたいことを探しても見つからないのは当たり前
もしも今あなたがやりたいことを探していても見つかっていないなら、それは見つかっていなくて当たり前なんです。
本当にこれがやりたい!っていうのが自分の中にあればすでに行動に移しているからです。
自己理解のために自分と向き合って、過去の自分を振り返って出てくればそれで良いのですが、それでも出てこないケースは別角度から見つめ直しても良いかもしれないですね。(過去の自分から出てくるケースは、あれをやっておけばよかったという後悔から出てきたりします)
もう一つは、やはり小さいころからの環境が大きいと思います。やりたいことを常に考えられる、やってきた環境なら難しいことではないと思いますが、そういった思考の習慣がないといきなり大人になって考えても難しいところがあるなと感じます。
そういった意味でも子供の時から自分のことを理解する、自分の気持ちに敏感になる、自分の興味は何か、など自分を知るための教育ってとても大切だと思います。
やりたいことを無理に探さなくても良い
結局何のためにやりたいことを探すのか、という目的が大切だと思います。今の人生で満足していて、楽しいと思えるなら無理に探さなくても良い、というか無意識にやりたいことができているんだと思います。
このままの人生じゃ嫌だ、もっと楽しい人生を送りたい、やりたいことをできれば人生楽しめるはず、だからやりたいことを探さなきゃ、となるわけです。
もしやりたいこと探しで疲れているなら、本末転倒・・・少し休憩して、自分が楽しいなと思える時間は何なのか、その時間を増やしていくことが人生の充実につながると思います。
やりたいことは小さな楽しい時間の積み重ね
やりたいことは未来に向かって、自分が楽しいと思える時間の積み重ねで見えてくることもあります。だから、その瞬間瞬間の自分の感情をキャッチできることが大切。
そして楽しめるように自分で環境を整えたり、自分をうまくナビゲートしていけると、プライベートも仕事も楽しい時間になっていきます。それを研ぎ澄ませていくと、自然にやりたいことになっているはず。
だから、起業ありき、フリーランスありき、会社員ありき、副業ありきで考えるのではなく、自分が最大に楽しめる環境を作っていった結果が働き方になっていた、という方がきっとしっくりくると思います。
そして、どんな働き方でもこころが穏やかで楽しめるのは自分次第です。フリーランス=楽しい、会社員=辛いではなく、あくまで自分次第。
その人次第でフリーランスになったけど辛い、会社員が楽しいとなることもあるわけですよね。
やりたいことが見つかるヒント
「自分が」何をやりたいか、から「誰に」何をプレゼントできるか、を考えてみると違った視点で考えられるかもしれません。「誰に」はいろんな人を当てはめてみると色々出てくると思います。
プレゼントはモノだけじゃなく、目に見えないものも含んで考えてみてくださいね。小さなことで良いんです。この人にはこんなことをしてあげたい、そんな些細なことを行動として繰り返していくと、ヒントになるかもしれません。
「はたらく」の語源は「ハタ(周囲の人)」を「楽」にする、からきているとも言われています。人間は誰かに喜んでもらえることで自分の価値を感じていく生き物です。
その喜びがやりたいことにつながっていくかもしれませんね!
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